セルフメンテナンス

床(フローリング)のお手入れ

ぬくもりを感じさせるフローリングの床。いつまでもこの独特の風合いと温もりを保つには、日頃からのお手入れが大切です。

床(フローリング)

フローリングのお手入れ

[日頃のお手入れ]

基本は乾拭きです

ゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾、モップ等で拭いて下さい。 フローリング上に化学雑巾を長時間置いたままにすると、フローリングが変色する原因となりますのでご注意下さい。

頑固な汚れは?

まず乾拭きでゴミやホコリを取り除き、固く絞った雑巾か、中性洗剤を含ませた雑巾で、汚れを拭き取ります。

注意!
濡れ雑巾で頻繁に拭くと、フローリングの表面にひび割れが生じることがありますので、ご注意下さい。

ワックスがけ

フローリングの表面を保護し、艶出し効果も。 長持ちさせるには半年に1回程度のワックスがけを心掛けましょう。

※シートフローリング等、フローリングの材質によってワックスがけが不要な製品があります。

自然の調湿作用で伸縮します。
フローリングの床は、季節や自然環境、室内の温湿度により、多少伸縮します。 湿気の多い梅雨から夏場はフローリングは伸び、乾燥する冬や床暖房を使用すると縮みます。特に床暖房使用時は隙間が開きやすくなります。 これは木材製品の特性ですのでご了承下さい。 フローリングの特徴
天然素材ならではの風合いが魅力
天然木をつかった化粧単板は同じ木でも同じ木目、同じ色調はありません。柾目・板目・塗料の吸い込みによっても色の違いが出ます。 フローリングの床は、これらを巧みに組み合わせて美しさを演出。この風合いは自然素材ならではのものです。
※物件毎にフローリングの種類・特性は異なりますので、ご注意ください。

フローリングの種類

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フローリングの美しさを保つための気配り

直射日光や水等が大の苦手。ピアノ等重いものやキャスターはキズつけるもと。ご注意を。

窓際などで直射日光が長時間当たると変色やひび割れが生じやすくなります。

[対策]
カーテンやブラインドで遮光を。

※変色には色が濃くなるタイプと色が褪せるタイプがあります。カーペットなどで光が遮られると、 光が当たる箇所との色合いに、差が生じることもあります。

遮光

 

薬品など

 

薬品など

薬品やカビ取り剤等、アルカリ性洗剤や灯油をこぼすと変色の恐れがあります。

[対策]
すぐに拭き取る。
※コーヒーや醤油等も同様です。こぼしたら、すぐに拭き取って下さい。

水・水回り

フローリングは水が大の苦手。濡れたままにしておくとひび割れ、変色、シミのもとです。

[対策]
すぐに拭き取る。マット等を敷き、カバーする。

[場所別対策と注意点]
台所等、水廻り→マットを敷き、保護する。
観葉植物等の鉢→水受け用の皿を敷く。
窓際・縁側→雨の吹込みに注意する。
結露の水滴→こまめに拭き取る。

水・水回り

重量物

重量物

冷蔵庫やピアノなどの重量物は、床に凹みやキズをつける恐れがあります。

[対策]
脚部に保護板などを敷き、重量を分散。

※移動の際には引きずらない。
※冷蔵庫は熱風がフローリングに触れるとひび割れや変色の原因となります。 マットなどを敷いて床面の保護を。

エアコン

エアコンの長時間連続使用で室内が乾燥しすぎると、フローリングの継ぎ目に隙間やひび割れが生じることがあります。

[対策]
加湿器で湿気を補う。

※加湿器の噴出口から水滴が漏れないように向きを調節し、水濡れしたらすぐに拭き取って下さい。

加湿器

キャスター付き家具

家具・キャスター付きイス

家具の脚部やキャスター付きイスは、直接使用すると床をキズつける恐れがあります。

[対策]
カーペットを敷き、床面を保護。

脚部はフェルトや保護用キャップをして下さい。フェルトや保護用キャップはホームセンター等でご購入頂けます。

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